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利郎的旅メモ@大陸 [大陸の旅]

ビール飲みすぎでアシの親指が痛い利郎です。
ちょっとというかかなり前になりますが、別誌に投稿していた旅のレポートのご紹介です。

今回は行きはキャセイ、帰りはJALというフライトプランで臨みました。

家族も海外へ出るので成田(ホリデーイン)で前泊しました。夕食はレストランにてカニの食べ放題を堪能し、翌朝7時のバスで成田に向かいます。今回はベビーカーなど荷物が超多いのでABCポーターサービスを依頼しました。ポーターサービスは改札口出口もしくはバス停などからチェックインまで専任ポーターが荷物を運んでくれるというものです。

7時10分過ぎに25番バス停に着くとABCのポーターが待っていてくれました。そこで荷物などは全部ポーターが持ってくれます。手ぶらになった家族ご一行様はJAL便ですので新しくなったチェックインカウンター、それもJALサポートカウンターにてチェックインです。私はというと一番はじっこのWまで行きましたが・・・。

JALサポートカウンターはその名の通り、サポートを必要とする方用のカウンターで、今回は赤ちゃん連れということで利用させて頂きました。時間が早かったせいもあるのか、超特急でチェックイン手続きは完了、とても良かったというのがご一行様の感想です。(椅子に座ってチェックインできるそうです。)

私の方は、エージェントのアドバイスどおり、「シートを20Hにしてくれ!」と言ったところ、
「いまお取りしている18Hの後ろが壁のお席になります。」
とのことでした。機材変更でもしたのでしょうか!?ということで私しかお客さんいなかったのですぐに手続き完了しました。応対等に関しては特に何も感じませんでした。(グラホとのフレンドリーな触れ合いなし)

今回初めて7時半前にチェックイン完了ということで、出国検査場がまだ開いていないと知りました。そこでご一行様引き連れてIASSのカードラウンジへ行きました。ここは、一般的なゴールドカードやダイナースがあれば入ることができます。ソフトドリンクが飲み放題とビールかウイスキー1杯が無料です。2杯目から有料。新聞やファックス、ネットも出来ます(PCはないですが)。今回はファストセキュリティーレーンは使えませんので一休みした後、すぐに出国検査場へ向かいました。赤ちゃんをベビーカーに乗せていましたので、乗せたまま係員がチェックをしました。ベビーカーはX線検査にはかけないんですね。フムフム。結局赤ちゃんが乗ったまま通過することが出来ました。
その後は私は必殺ABTCレーンへご一行様を見捨ててさっさと行きましたが、なんと!そこの係官が要領を得ず、10分も掛かってしまいました。反対にご一行様はあっというまに一般ブースでの出国審査を終えており、後から出てきた私を見て笑っておりました。ABTCダメダメじゃん!!

さてさて楽しい免税店でのお買い物ですが、みなさんはいつもどのお店で買われていますか? JDFとかJALとかANAなどが有名ですね。特にJALカードやANAカードを持っていると割引きなどがありますが、そんなカード持っていなくてもエムパイヤの前に行ってそこに立っているお店の人に「割引クーポン下さい!」というとすぐにもらえます。5%引きなのでお得です! ただし現金払いのみですが。
店先に立っている人に頼むのが恥ずかしいという人はあらかじめエムパイヤのホームページから割引クーポンを印刷して持っていきましょう。

いよいよ搭乗時間です。ご一行様とは分かれ、私は今回は成田→香港のキャセイで行きます。JALとは違い、英語が主流なのでちょっと戸惑いましたが、オープンな感じの接客にもいい印象を受けました。(だっていきなりGood Morning!なんだもん。英検4級の腕前を持つ利郎は十分ビビりました) 注目のCAですが、JALだとみんな身長が(年齢も)高い方が多いですがキャセイは全員が小柄な方ばかりでした。でも可愛いっすよ。
ネームプレートには、「英語」、「広東語」、「日本語」などと書かれていて、そのCAのネイティブ言語がわかるようになっていました。また日本人CAは名前が苗字表示ではなく、下の名前になっていました。チーフパーサーも彼女らを「Kyoko」とか「Yumi」などと呼んでいました。その瞬間、
「ほほぉー、それいだだきマンモスじゃん[目]
と私の目が鋭く光ったのを誰が目撃できたでしょうか!? 人生最大のテーマ、「CAとフレンドリーな触れ合い」を実行できるではないですか!! 逸る気持ちを抑えながら18Hに座るとさっそくCAが持ってきたウエルカムドリンクのシャンパンを、一気飲みしました。(考える事はHで大胆なくせに気がよわいんです、利郎は 爆) すきっ腹だったのですぐに酔いが回って来ました。 しめしめ!もうなんでも出来る気がしてきたゾ[ドコモポイント] それではさっそくフレンドリーな触れ合い開始!まずはシャンパンのおかわりいってみよう!
「あ、きょうこ、ごめんこれおかわり!」
あーいっちゃったよ! 下の名前で呼んじゃったよ! それも彼氏気取りで!! きょうこだってよ!! きょうこ!! ウヒヒヒァ[猫]
でもさすが相手もプロですわ。
「はい、ただ今お持ちいたします。」
だって。くー、つまんない!(←やなおやじだな!) 

よし、次は別のCAに頼んでみよう。
「ゆみ? 新聞。えっーと東スポ持ってきてくれる?」
あーあ! とうとう言っちゃった。それも日経じゃなくて東スポだよ!東スポ! ゆみさんの父親じゃないんだからさ!(お父様が東スポ読んでいなかったらごめんなさい)
「はい、ただ今お持ちいたします。」
ってまたマニュアル通りかよ!! ちっ!(←これぜったいブラックリスト載ったよ。もう乗れないね。キャセイ

CAとの触れ合いに失敗したあとは、もう機内食しかありません!こうなりゃ食って飲んでやるぞーっとキャセイのオリジナルカクテルをゆみさんに連続おかわり。しまいにはおかわりし過ぎてゆみさんから、
「カクテルベースが無くなってしまってお出しできません」
なんていわれてしまいました。ゆみさんごめんなさい。っていうか他に飲みたかったお客様もごめんなさい!!
(このフライトには確か3種類のオリジナルカクテルがありました。味はさっぱりしていてとても美味しかったです。)
 
機内食は大食いの私にはメインディッシュ(ステーキ)が物足りなかったですが、食後のチーズの盛り合わせ(その場できょうこさんが切って取り分けてくれます。)やキンキンに冷えたハーゲンダッツもあったりして良かったです。

香港に着いてからはなんと乗り継ぎゲートが改装中で長蛇の列。もしJAL便で飛んでいたら香港で1泊することになっていたと思います。だって乗り継ぎするのに2時間もかかりましたから。エージェントのアドバイス聞いておいてほんとに良かったです。

香港から中国東方航空にて山東省の省都、済南へ移動しました。済南はマイナス5度くらいで、そのあとマイナス10度まで下がりました。とにかく寒かったです。済南は山東省の省都ですが、青島の方が有名だと思います。実際、済南は青島ほど華やかでは無いように感じました。

済南でのビジネスを終えた後(こう見えても利郎は国際エグゼクチブビジネスマンですが、何か?)済南から空路、四川省の省都、成都に移動します。済南の空港では係員がABTCを知らなかったのでたっぷりと教えてあげました。彼女曰く、初めて見たそうです。ここも行列でしたがスイスイ通過できました。済南→成都のフライトは中国南方航空でハルピン→済南経由→成都行きでしたが、到着が30分遅れたのでその分待たされました。機内のお客さんたちはさすがハルピンから来ただけあってみんな厚着をしていました。(ハルピンはもっと寒い) 成都は済南よりは暖かく感じましたがそれでもマイナス2度くらいでした。しかし次の日には雪が降りましたので風邪ひきそうでした。

成都ではおねーちゃんと椅子取りゲームではしゃいでたところ(注:これも大切なビジネスのひとつです)、椅子の釘にスラックスが引っかかって破けてしまいました。それも修復不可能なくらいお尻がまる見え状態でしたので、慌ててホテルのコンシェルジェデスクに連絡。デパートを紹介してもらい、おねーちゃんを通訳に連れてスラックスを買いに行きました。(デパートが開いていて良かった!)

今度は成都から広東省の省都、広州を経由して桂林へ移動です。成都の空港ではVIPレーンを問題なく通れました。しかし広州行きは機材が都合つかず、出発が大幅に遅れ、そのため予約していた広州→桂林便に間に合わなくなりました。結局、広州→桂林は最終便にて移動、夜9時半に広西チワン族自治区の桂林に到着しました。ちなみに機内は日本からのツアー客で一杯でした。

桂林ではローカルホテルに泊まったのですが、4星であってもかなり古く、暖房が壊れていて初日は夜中の3時まで寒くて寝れませんでした。夜中の3時にハウスキーパーを呼んで調べてもらいましたが、「もともとこういうものだ」ということで話にもなりません。ちなみにエアコンの吹き出し口の温度を測ってもらったら23度でした。もうこれ以上揉めても仕方ないので毛布と小さい温風ヒーターを借りてなんとかベッドに入りました。

次の日に商談の合間をぬって街に出てみましたが、中国で初めてマツモトキヨシのお店をみました。漢字でそのまま「松本清」と書かれていました。不思議に思って帰国後マツキヨの本社に電話して聞いてみたのですが、海外展開していないそうでそれは違法なコピーだと言っていました。
keirin matsukiyo.jpg

桂林最後の夜は、プロジェクトの成功を祈って(注:利郎はこうみえても国際エグゼクチブビジネスマンですが、何か?)祝宴が開かれました。当然利郎は主賓テーブルで、少数民族の踊りを見ながら乾杯攻撃に耐えてました。後半は、民族衣装を来た美しい娘さんたちに手を引かれ、盆踊りもできないのに少数民族の踊りをみんなの前で踊らされたらしいのですが、酔っ払っていてほとんど憶えていません。踊り終わった後に娘さん2人が左右のホッペにチューをしてくれたそうなのですが、悔しいかなまったく憶えておりません! プレイバックプリーズ!!

桂林からは広州→香港→東京のルートで帰国です。(やっと帰れるよ!) まず桂林から広州までのフライトは定刻通りだったのですが、広州から先がだめでした。広州は大雨で、フライトが2時間半も遅れました。このままでは香港→東京のJALフライトに間に合わないということで機転を利かせ、コンシェルジェデスクの助けを借りて香港→東京の最終便であるキャセイ(ってまたキャセイかよ!!)を押さえることができました。それも私たちでちょうど満席となる運の良さです。
土砂降りの中、機内で2時間近く待たされました。外はこんな感じで雨が吹きつけてきます。
CIMG0012.jpg
何とか広州新白雲空港を離陸し雲上に出ると、地上とは違ってまばゆい光に包まれる太陽が見えました。雲も絨毯のように遠くまで続いていました。すごくキレイだったよ~

さて、いよいよ香港に到着かなと思ったらフライトが遅れたせいかしばらく上空を旋回してました。(って最終便に乗れないでしょうが!!)今度はやっと着陸したと思ったら到着が遅れたので沖止めになるとのことでした。外は大雨なのに・・・。
降機の時にCAから100円ショップに売ってるような雨合羽を渡されました。そうなんです、合羽着て歩けということらしいです。つうかバスをこっちに来させろよ!! 
濡れながらなんとかバスに飛び乗り、ゲートまで辿りつくと私の名前ボードを持った係員が待っていてくれました。どうやらVIP利郎様がお通りだい!!との連絡が行ったようです 爆 そこからは係員の誘導で国際線への乗り継ぎをサイボーグ009なみの加速装置で通過、乗り継ぎチェックインも長蛇の列を尻目に最優先でやってくれました。この時、カウンターの業務が鈍いと大声を上げた乗客が空港警察に連れて行かれました。(海外では大人しくクレームつけないと危ないですね)

無事にボーディングパスもゲットし、搭乗開始まで20分ほどありましたので、免税店でなんか買ってくかな~とのん気に思っておりましたら、係員から「急いで搭乗ゲートまで移動しましょう」と言われたのでよくよく聞いてみると、ここからゲートまで20分はかかるとか言ってるじゃないですか!! つうか香港空港でかすぎ!! つうことで酒とか買いたかったのですが大急ぎでゲートまで移動。案内してくれた係員にお礼を言いつつギリギリでしたが無事に搭乗できました。ちなみに安全検査にて靴を脱いで検査を受けることになってるみたいですが、利郎だけなぜか靴下も脱げと言われました。これって女性検査官のセクハラでしょうか?? ひとりだけ裸足で寂しかったです。

さて、機内は東京行き最終便のせいか、満席でそれも日本人は私だけでした。さすがにクタクタでしたし、フォーリナーに囲まれるとビビッて何もできない小心者利郎(それでも国際エクゼクチブビジネスマンですが、何か?)ですので、帰りの機内は終始映画を見ておとなしくしておりました。 爆

成田入国審査場は例の如く大混雑でしたが、「APECの方はこちらへご案内いたします。」と女性係官のエスコート付きで超VIPモード炸裂!利郎は千鳥足でなんとか付いて行きました。(どっかのろくでもねえコーム員と思われたことでしょう)さらにAPEC専用ブース(ブース番号1)には外国領事館の人たちが並んでいたのでとなりの空港関係者用ブースで入国審査受けました。このブースだけなぜか窓口の角度が違っていて他から見えないようになっていました・・・。


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コメント 3

にいやん

香港はなぜこのような応対に?

また、成田って一番右側ですか? 見えなくもないような気が、、、
その当たりあちらの日記で堂々と自慢してくださいw
ABTC情報まだまだ少ないので協力願います。
by にいやん (2009-01-25 12:44) 

波多利郎

当時香港は改修中だったことと、同行者(お取引先様)がABTCを持っていなかったこともあって素直に行列にならびました。今ならABTC見せてがんがん行ったのですが・・・・。

帰りの成田はほんとの一番右になります。クルー用のブースだと思います。なぜか窓口の角度が違っていたので強く印象に残っていました。

by 波多利郎 (2009-01-25 18:26) 

ぷりぱぶ

メール届かないようなので・・・その電話しても良いですか??
ワケわかんない番号だったらウチですー
by ぷりぱぶ (2009-01-26 15:26) 

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